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- 瓦屋根の耐震構造点検・ガイドライン工法、天井のシミ・雨漏り点検いたします
熊本地震の復旧工事と地震対策
屋根の耐震工法とガイドライン工法について
2001年に【瓦屋根標準設計・施工ガイドライン】が国の監修のもと発行されました。
ガイドライン工法を採用していれば、震度6強から震度7の地震でも瓦のズレ、飛散、棟部の倒壊を防ぐことが出来る耐震工法の事です。
又、工法だけではなく配合粘土の品質向上から瓦自体の技術開発(防災瓦)・品質向上の研究開発(寸法精度)も進んでいます。
建物の耐震性は壁の量や配置などのバランスが重要です。
この建物の耐震性については、日本で大地震が起きる度に建築基準法の耐震基準の改正が行われています。
平成12年(2000年)以降も現行基準(新・耐震基準)として新潟県中越地震(平成16年)、東北地方太平洋沖地震(平成23年)、
の大震災を経て改正されています。ですが、平成28年に起こった熊本地震により半壊や倒壊の被害が出た建物のほとんどが
旧耐震基準ではありましたが、前震と本震どちらも震度7という想定外の地震により改正された新・耐震基準の建物でも
倒壊被害がでてしまいました。
現行基準の住宅は震度6強から震度7の地震でも倒壊しない柱と土台を金具で固定することを義務化、
平成28年6月1日に改正建築基準法が施工されています。
瓦屋根の場合、建築基準法では重い屋根となるためしっかりとした土台・柱・耐力壁等が必要となりますが
、建築基準法の改正により瓦屋根にも適した丈夫な構造になってきています。
屋根材の中では荷重重量に余裕があり耐震性が高く、耐風性・耐久性・コストパフォーマンスにも優れた瓦屋根と、
しっかりとした土台の構造住宅、壁を増やし、柱を太くし、バランスのとれた丈夫な建築物を建てるように心がけてください。
屋根の耐震工法とガイドライン工法・天井のシミや雨漏り点検と雨漏りの屋根修理について
『屋根瓦が耐震・耐風工法になっているかわからないので確認して欲しい』
『天井のシミが広がってきているようだが、雨漏りしていないか点検して欲しい』
『屋根のことで相談したい』
など、何かありましたらお気軽にお問合せください。
お見積は県内全域で無料実施しております。ただし耐震構造点検と雨漏り点検につきまして有料地域がございますので、
耐震構造点検・雨漏り点検についての詳細からご確認ください。
耐震構造と雨漏り点検
〇瓦屋根とスレート屋根(コロニアル、シングル等)、金属屋根のコストパフォーマンス、経済性(節約含む)、快適性、耐久性の比較情報をお知りになりたい方は
以下の屋根材の三大比較ページをご覧ください。
屋根材の三大比較
瓦屋根のガイドライン工法(耐震・耐風工法)
屋根瓦の耐震工法・ガイドライン工法とは簡単に言えば瓦部材全部を下地の野地板や垂木、棟木、または瓦同士を止めつけるものです。
瓦の防災機能(ジョイントフック)の写真は右が和瓦の防災機能、いわゆる4枚重ねです。
左が洋瓦で今流行りの平板瓦も殆どがこの防災機能です。
この爪(突起物)で上下を連結させています。
瓦の固定方法(平部・軒袖)
軒瓦と袖瓦は基本3点止めとなっています。それと平部は山側1本を総止めしています。 熊本の場合は殆どがステンレス製ビス止めが主流となっています。これにより地震の縦揺れや横揺れによる瓦のズレをなくします。
一段棟(棟金具)
縦方向に地面から突き上げる縦揺れや、数十センチにも及ぶ横揺れをどのように受け止めるかと言う事です。
金具を棟木や垂木に直接固定する事が重要になります。
棟金具やコーチボルト等になります。
この写真は1段棟の際の強力棟金具です。
金具を垂木に直接固定する事により棟瓦を建物と一体化させます。
人工木と南蛮漆喰
先ほどの強力棟金具に固定する芯木には腐食しない人工木を使用し、台土には地震に弱い粘土をいっさい使わず、南蛮漆喰のみで施工し、 経年劣化を緩和し長期間の安定をはかりました。 南蛮漆喰の代わりに軽量化をはかったハイロールを使用した乾式工法も多様されました。
切り瓦(半瓦)固定
地震の際に特に影響の大きかった棟や隅棟、降り棟、谷部や壁際ですが、その原因の一つとして半瓦(切瓦)の下地への 固定の有無(ウム)が非常に大きな要因となりました。 その全てにおいてほとんどの固定部分が隠れてしまいますが、非常に大きな要点になる為、 知識のある信用ある施工店の選定が重要という事になります。
J型(和型)のし積みの耐震工法
次に和形のし積みの際の耐震工法をご紹介致します。 この強力棟金具はスライド式になっており、のし瓦5段?6段程度の施工時に使用するのが最適になります。 先に見た1段棟の金具と同じように垂木1本毎で固定させます。 もちろん半瓦は全数固定となります。
耐震工法(のし積み)棟金具+腐食防止鉄筋
その棟金具にドブ漬けした3分異形鉄筋を固定させます。 それと冒頭に申しましたように全部の瓦が固定なので全部ののし瓦どうしを結束し、さらにその結束した線を鉄筋に固定します。 その鉄筋からステンレス線を出し最上部の冠(丸)瓦を固定させ躯体と棟を一体化させます。
耐震工法(のし積み)コーチボルト+腐食防止鉄筋1
次に今回の震災で最も多く使用されたコーチボルトを使用する工法です。 比較的安価で施工性も容易でもっとも多用されているやりかたです。 コーチボルトを棟木に直接打ち込み横筋を固定して縦軸と横軸の補強を行います。
耐震工法(のし積み)コーチボルト+腐食防止鉄筋2
なおかつ、このコーチボルトに横筋を交互に編み込む事により、固定しているステンレス線が切れても十分な強度を保てるようにしました。 のし瓦を積む際、ジョイント分にシリコンでシーリングする事によりのし瓦の連結を強化しました。 これはあくまでも自社で採用した工法で各社様々なやり方があると思います。
耐震工法(のし積み)コーチボルト+腐食防止鉄筋3
このようにして瓦の内部、軒瓦、袖瓦、平瓦、棟瓦ののし1枚ずつ、谷や壁に至るまで全て部材を下地に固定する事により、
長年安心して安全におすまいになれるようにしました。
本来自然の土からできた日本の気候風土に適した、台風による強風や地震の揺れにも強く、風景にも溶け込み落ち着いた瓦屋根、
平板瓦も含めた快適で安全に過ごせる瓦のご使用をご検討下さい。
瓦屋根の耐震構造(ガイドライン工法)点検
天井のシミ・雨漏り点検いたします
・
『屋根瓦が耐震・耐風工法になっているかわからないので確認して欲しい』
・
『修理・補修工事をしてもらったけれど天井にシミがあり、屋根瓦から雨漏りしている気がする』
・
『県外の業者さんに屋根を修理してもらったけどなんだか台風や雨漏れが不安』
・
『長いこと屋根の点検をしていないので屋根を全体的に見て欲しい』
など、耐震工事や天井のシミ、雨漏りに関する事など、何か気になる事がございませんか。
(有) 岡本シンホウ産業では、瓦屋根の耐震構造(ガイドライン工法)点検、雨漏り点検を
行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
〇耐震構造(ガイドライン工法)についてお知りになりたい方は、以下の瓦屋根の耐震構造(ガイドライン工法)
ページをご覧ください。
瓦屋根の耐震構造(ガイドライン工法)ページ
〇雨漏り工事については施工実績一覧の瓦の補修・漆喰・雨漏り・板金等の補修工事ページに施工実績の一部を記載していますので、
そちらをご覧ください。
以下の雨漏りの補修工事についてからもご覧いただけます。
雨漏り補修工事について
―瓦屋根点検の料金について(k数)―
現在県内全域無料点検中ですので、お気軽にお問い合わせください。
耐震工法点検、雨漏り点検、その他点検の料金につきましてはk数でいただいております。
又、点検範囲は熊本県内のみになりますのでご了承下さい。(k数はgoogle調べになります)
【 20km以内 ― 無料 】
・御船町 ― 4km
・甲佐町 ― 6.2km
・嘉島町 ― 6.4km
・益城町 ― 14km
・熊本市 ― 15km
・宇土市 ― 15km
・宇城市 ― 15km
【 20kmから30km以内 ― 無料 】
・菊陽町 ― 24km
・西原村 ― 25km
・氷川町 ― 25km
・大津町 ― 28km
・山都町 ― 29km
・合志市 ― 29km
【 30kmから50km以内 ― 無料 】
・八代市 ― 36km
・玉東町 ― 36km
・菊池市 ― 40km
・玉名市 ― 42km
・山鹿市 ― 44km
・南阿蘇村 ― 44km
・和水町 ― 45km
・上天草市 ― 46km
・長洲町 ― 49km
【 50kmから100km以内―無料 】
・高森町 ― 53km
・荒尾市 ― 56km
・阿蘇市 ― 56km
・三里町 ― 58km
・南関町 ― 58km
・五木村 ― 59km
・芦北町 ― 64km
・南小国町 ― 69km
・産山村 ― 71km
・小国町 ― 72km
・津奈木町 ― 73km
・球磨村 ― 73km
・水俣市 ― 78km
・相良村 ― 82km
・あさぎり町 ― 84km
・山江村 ― 85km
・人吉市 ― 87km
・多良木町 ― 88km
・錦町 ― 88km
・天草市 ― 93km
・湯前町 ― 93km
・水上村 ― 97km
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